「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【練習レポート】静岡キャンプレポ・中間報告『激化するポジション争い』(21.2.11)

「現時点の達成度は6、7割といったところ」と永井秀樹監督。

「現時点の達成度は6、7割といったところ」と永井秀樹監督。

■少しずつ見えてきたポジション別の序列

2月5日から8日まで取材した静岡キャンプから見えてきたものを整理し、中間報告として読者にお届けしたい。9日以降は非公開となったため、事実上、これがキャンプの最終報告となる。

永井秀樹監督は、7日にあったオンラインの囲み取材で、今季の始動からここまでの感触、昨年と異なるチームづくりのアプローチの仕方について、こう語った。

「昨年はなるべく格上のチームと多くゲームをして、学んでいくものを増やす、同時にプレーの質を上げていくことにトライしました。そこで得た反省を生かし、今年はトレーニングの時間を多く取るように変えています。チームづくりにおき、現時点で達成できているのは、まだ6、7割といったところでしょうか。攻撃は想定するレベルまで持っていけそうな手応えがありますね。守備面はもう少し。サッカーは攻守が表裏一体のスポーツですから、片方を疎かにはできない。開幕までに必要な部分を埋めていくつもりです」

(残り 1388文字/全文: 1901文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ