「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【練習レポート】静岡キャンプレポ『2021年バージョンの進化』 奈良輪雄太「同じ絵を描けるシーンが増えているのは充実感を覚える」(21.2.12)

奈良輪雄太の上下動が、サイドの安定には不可欠だ。

サイドの安定には、奈良輪雄太の上下動が不可欠だ。

■昨年、いやというほど味わったこと

2021年バージョンの東京ヴェルディは、どこに進化が見られるのか。2019年夏、永井体制の発足からチームの主力を担う奈良輪雄太に訊いた。

「昨年はボールを持つことを大事にする。そこに注力し、キャンプから取り組んでいました。チーム戦術のベース部分は今年も同じですが、さらに進んでゲームを支配することにベクトルを向けている印象です。簡単に言えば、ボールとスペースの両方を支配するということ」

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