【トピックス】シリーズ新加入〈5〉 DF15 ンドカ・ボニフェイス（21.2.18）

現在の東京ヴェルディのメンバーで、明らかに毛色の異なるタイプだ。

密集で頭ひとつ抜ける伸びやかなジャンプから、弓のように身体を反らせ、頭を叩きつける強烈なヘディングシュート。相手をはじき飛ばし、力でねじ伏せるディフェンス。高いラインを敷いても、背後のスペースを悠々とカバーできるスピード。

バリバリの肉体派であり、積極的に前に出る守備でそれらの特長はより光り輝く。

「小学生の頃は身体が大きく、脚も速かった。ところが、中学でいったん成長が止まって周りに追い抜かれ、高校になったらまたフィジカルが伸びた感じですね。以降、自分のプレースタイルは基本的に変わってないです」

と、振り返るンドカ・ボニフェイス。そのような曲折を経ることでしか蓄えられなかったものがあろう。身体の変化に戸惑いながらも、プレーヤーとして向上を試み、心技体を磨いてきたことが自身をプロの世界に導いたという見方もできる。

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