「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐2[H] モンテディオ山形戦のポイント(21.3.7)

トレーニングの途中、立ち位置のミスを厳しく指摘する永井秀樹監督。モンテディオ山形戦ではいかなる采配を振るうか。

トレーニングの途中、立ち位置のミスを厳しく指摘する永井秀樹監督。モンテディオ山形戦ではいかなる采配を振るうか。

J2第2節、2位の東京ヴェルディ(勝点3/1勝0分0敗 得失点+3)は、9位のモンテディオ山形(勝点1/0勝1分0敗 得失点0)と15時から味の素スタジアムで対戦する。難敵、山形も撃退し、14年ぶりの開幕連勝を決めたい。

■是が非でもやり返してやるつもり

かつて、東京ヴェルディにとってモンテディオ山形はいいお客さんだった。相手にさしたる脅威はなく、大抵は気前よく勝点を置いていってくれた。

ところが、近5年の対戦成績は東京Vの1勝3分6敗と散々な結果。2017年10月7日のJ2第36節、味の素スタジアムで3‐1の勝利を収めて以降、6戦未勝利となっている。

昨季のJ2第29節、アウェーで喫した0‐4の惨敗は記憶に新しい。

「あれはプランニングのミスによる自滅。人の配置を誤り、意図した攻撃を徹底できなかった」

永井秀樹監督は言い、相手の策略に屈したわけではなく、敗因はあくまで自分たちの問題だと断ずる。そして、「気持ち的には『半沢直樹』です」と冗談めかして言った。

表情はにこやかだったが、目は笑っていない。倍返しの8‐0とまではいかなくても、是が非でもやり返してやるつもりだろう。

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