「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【練習レポート】『トップダウンのもうひとつ先へ』(21.3.10)

精神的な支柱と期待される富澤清太郎。早く慣れ、後ろからケツを叩いてもらいたい。

精神的な支柱と期待される富澤清太郎。チームのやり方に早く慣れ、さあいけと後ろからケツを叩いてもらいたい。

■指揮官の明確な基準を受けて

「ここで相手を広げれば、3対2の形をつくれる。意図的に相手をスライドさせろ」

永井秀樹監督の声がピッチに響く。その指示は、立ち位置、身体の向き、ボールの動かし方、狙うべきスペース、いずれも極めて具体的だ。

10日、東京ヴェルディの練習は11時にスタート。やや風が強いが、日なたはぽかぽかして暖かい。

隣のよみうりランドは貸切営業中で、小学生のはしゃいだ声が聞こえる。新型コロナウイルスの影響で修学旅行がおじゃんになり、せめてもの楽しみとして企画されたらしい。昨夜、テレビのニュースキャスターがそう伝えていた。

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