「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-5[A] アルビレックス新潟戦に向けて ~永井監督、佐藤凌、井出~(21.3.26)

井出遥也の個的優位性をどのように生かせるか。

井出遥也の個的優位性をどのように生かせるか。

3月27日のJ2第5節、アルビレックス新潟戦(14:00 デンカビッグスワンスタジアム)に向けて、永井秀樹監督、佐藤凌我、井出遥也は次のように話した。

FW27佐藤凌我
――前節のツエーゲン金沢戦では山下諒也選手のゴールをアシスト。
「本当はもっと弱めのパスを足もとにつけるつもりだったんですが、ちょっと強くなっちゃって。ヤマくんがうまく止めて、決めてくれました」

――開幕から4試合すべてに途中出場し、2アシストはなかなかの成果なのでは?
「でも、ゴールはまだない。自分はフォワードなので、点を取ってなんぼ。満足とはいかないですね。チームを勝たせる仕事ができるようになりたい」

――ボディコンタクトの巧さも光っています。大学サッカーとプロの差に面食らうことはなかったですか?
「そこまで大きな差は感じなかったです。身体の当て方やタイミングは、対峙するディフェンダーによって変えていきますね。距離を取ってくるタイプ、身体を付けてくるタイプといろいろですので」

――ここまでの率直な感想は?
「自分の足りないものがより明確になったと感じます。足もとで収める部分はまだまだ成長が必要ですし、求められる仕事が全然できていない。大学で積み上げた相手の背後を取るアクションは通用すると自信を得た反面、ボールを受けてからの処理やドリブルでゴールに向かっていくプレーは通用していない」

――日々行っている全体練習終了後の個人練習。目下のテーマは?
「藤吉(信次)コーチに見てもらい、強いパスを足もとでコントロールすること、ゴール前でぴたっとボールを止めてからのシュート、クロスに対して入っていく動きをトレーニングしています」

――大学サッカーの強豪である明治大で学んだ勝利の哲学、勝つチームの条件とは?
「一概にこうとは言えないと思いますが、チームのために戦える選手、走れる選手がどれだけいるのか。そういう選手の多いチームは強いと感じました」

(残り 2012文字/全文: 2902文字)

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