【マッチレポート】J2-14[H] ギラヴァンツ北九州戦『攻撃的な采配が実る』(21.5.17)
2021年5月16日(日)
J2第14節 東京ヴェルディ vs ギラヴァンツ北九州
15:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]1,743人 [天候]曇、弱風、気温22.5℃、湿度62%
東京V 2‐0 北九州
前半:0‐0
後半:2‐0
[得点]
1‐0 山下諒也(55分)A小池純輝1
2‐0 佐藤凌我(89分)A山口竜弥1
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF23 深澤大輝(72分 若狭)
DF15 ンドカ・ボニフェイス
DF17 加藤弘堅
DF42 安在和樹(78分 山口)
MF9 佐藤優平(64分 石浦)
MF4 梶川諒太(72分 森田)
MF8 井出遥也(78分 端戸)
FW19 小池純輝
FW27 佐藤凌我
FW11 山下諒也
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志、28山口竜弥。MF7森田晃樹、14石浦大雅、20阿野真拓。FW25端戸仁)
監督 永井秀樹
■開幕戦以来の完封勝利
東京ヴェルディの1点リードでゲームは終盤に入ろうとしていた。
72分、永井秀樹監督が動く。タッチライン際に立ったのは、森田晃樹と若狭大志だ。梶川諒太と深澤大輝に代わって、投入された。
故障で出遅れ今季初出場、左ひざをテーピングで固める森田は中盤の底に位置取る。永井監督は大胆な一手を打ってきた。
「再び、われわれがボールを保持するというメッセージのひとつ。守備時のスライドや戻りの部分が少し遅れてきて、筋肉系のトラブルに近いものが見受けられたため、それも踏まえての交代でした」(永井監督)
6分後の78分、さらに2枚替え。端戸仁と山口竜弥をピッチに送り出した。
これにて、永井監督は5枚の交代カードをすべて使い切る。
1点を守るのではなく、ボールを動かして相手に攻撃の機会を与えず、あわよくば追加点を奪ってゲームを決めにいく構えだ。
さて、どっちに転ぶか。僕は幾分の不安を抱えながらピッチを注視した。
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