「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐32[A] レノファ山口FC戦のポイント(21.10.3)

佐藤凌我はここまで31試合6得点の堂々たる成績を残す。

佐藤凌我はここまで31試合6得点の堂々たる成績を残す。

J2第32節、11位の東京ヴェルディ(勝点40/11勝7分13敗 得失点-8)は、15位のレノファ山口FC(勝点32/8勝8分15敗 得失点-13)と、14時から維新みらいふスタジアムで対戦する。
堀体制となってから1勝3敗。上を目指す野心に満ちたプレーで、停滞感を吹き飛ばしてほしい。

■壁にぶつかってからが本番

シーズン序盤、東京ヴェルディはルーキーの佐藤凌我の溌剌としたプレーに救われた。

開幕からメンバー入りを果たし、初スタメンとなったJ2第6節の水戸ホーリーホック戦(2‐1○)で2ゴールの活躍。続く、第7節のレノファ山口FC戦(3‐1○)でも佐藤凌は得点を決め、チームの勝利に貢献する。

山口戦のゴールは特に鮮やかだった。縦パスを受けてサイドに展開し、ゴール前に進出。福村貴幸からのラストパスをワンタッチでゴールに流し込んだ。

得点力はもちろんのこと、前線からがむしゃらにボールを追う献身的なディフェンスが相手を苦しめ、チームのために時間をつくった。

が、やがて勢いに陰りが出る。佐藤凌は第14節のギラヴァンツ北九州戦(2‐0○)で今季6点目を決めたのを最後に、ゴールから遠ざかることになった。

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