「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐33[H] ファジアーノ岡山戦のポイント(21.10.9)

ウォーミングアップで身体をほぐす若狭大志と小池純輝。

ウォーミングアップで身体をほぐす若狭大志と小池純輝。

J2第33節、11位の東京ヴェルディ(勝点43/12勝7分13敗 得失点-7)は、13位のファジアーノ岡山(勝点38/9勝11分12敗 得失点-2)と、15時から味の素スタジアムで対戦する。堀体制初の連勝なるか。

■なぜ数が合わないのだ

イチ、ニ、サン、シ……。カメラのファインダーを覗きながらウォーミングアップ中の選手を数える。

10月6日、3ヵ月ぶりにランドでのトレーニングが公開された。僕を含むメディア関係者5人は、通常サポーターが見学するスタンドへの立ち入りを許され、散らばってピッチに視線を送っている。僕は久しぶりにカメラを構え、緊張していた。すっかり勘が鈍りきっており、操作が覚束ない。

当面、練習公開は週に1回。今後、オープンにする日を増やし、見学するサポーターを招き入れ、段階的にコロナ前の状態に戻していく予定だそうだ。できるだけ早くそうなればいいと願いつつ、東京という土地柄、ゆめゆめ油断は禁物。都内の感染状況が悪化、あるいはランドに立ち入った外部の人間が感染し、再び門戸が閉ざされようものなら目も当てられない。

現在、東京ヴェルディのJリーグ登録選手は、フィールドプレーヤー29人、ゴールキーパー4人の計33人(2種登録、特別指定除く)。僕のカウントした数は、フィールド27人、ゴールキーパー3人の計30人。姿の見えない選手は5人いた。数が合わないぞ。誰を見落としているのだ。

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