【マッチレポート】J2-34[A] ギラヴァンツ北九州戦『苦境に輝く佐藤凌我』(21.10.17)
2021年10月16日(土)
J2第34節 ギラヴァンツ北九州 vs 東京ヴェルディ
14:03キックオフ ミクニワールドスタジアム北九州
[入場者数]2,790人 [天候]雨、中風、気温21.3℃、湿度55%
北九州 2‐2 東京V
前半:0‐0
後半:2‐2
[得点]
0‐1 佐藤凌我(54分)
1‐1 富山貴光(86分)
2‐1 前川大河(90+1分)
2‐2 佐藤凌我(90+7分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK1 柴崎貴広
DF2 若狭大志
DF15 ンドカ・ボニフェイス
DF17 加藤弘堅(77分 新井)
DF6 山本理仁
MF14 石浦大雅(77分 梶川)
MF9 佐藤優平
MF7 森田晃樹
FW11 山下諒也
FW19 小池純輝
FW30 杉本竜士(46分* 佐藤凌)
(ベンチメンバー:GK31マテウス。DF44浜崎拓磨、22馬場晴也、16福村貴幸。MF4梶川諒太、13新井瑞希。FW27佐藤凌我)
監督 堀孝史
■佐藤凌我、ゴールを連発!
雨にけぶるミクニワールドスタジアム北九州。両者スコアレスで前半を終え、後半、ゲームは激しく動いた。
54分、佐藤優平がミドルシュートを放つ。そこで、誰よりも早く身体の向きを変え、次のプレーに備えたのが後半から出場した佐藤凌我である。
「優平さんがシュートを打つ時点で、ゴールに向かって走りました。そのまま入るにしろ、優平さんなら絶対にいいコースにシュートを打ってくれる。最終的にうまく自分のところにこぼれてきてくれてよかったです」
吉丸絢梓が手に当てたボールはクロスバーに当たって真上に上がる。落ちてきたところに佐藤凌が走り込み、ダイレクトでシュートを突き刺した。
佐藤凌は今季7点目。第14節のギラヴァンツ北九州戦(2‐0○)以来、20試合ぶりのゴールだ。
リードを奪った東京ヴェルディはどうゲームを進めるか。58分には小池純輝が連続して二度追いを仕掛け、佐藤凌のプレスバックでボールを奪い返した。前線からの圧力を緩めず、相手が攻撃に比重を傾けてくるところを逆手に取り、ボールを引っかけてショートカウンターで仕留められればいっちょ上がり。だが、そう簡単に事が運ぶはずもない。
東京Vは次第に後退を余儀なくされ、北九州にペースを握られる。
77分、堀孝史監督は劣勢を押し返すべく2枚替え。石浦大雅と加藤弘堅に代えて、梶川諒太と新井瑞希をピッチに送り込んだ。
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