【マッチレポート】J2-37[A] モンテディオ山形戦『驚嘆の鬼門突破』(21.11.4)
2021年11月3日(水・祝)
J2第37節 モンテディオ山形 vs 東京ヴェルディ
14:03キックオフ NDソフトスタジアム山形
[入場者数]5,704人 [天候]晴時々雨、弱風、気温17.9℃、湿度53%
山形 1‐2 東京V
前半:0‐2
後半:1‐0
[得点]
0‐1 小池純輝(27分)PK
0‐2 佐藤凌我(41分)A小池純輝5
1‐2 ヴィニシウス・アラウージョ (71分)PK
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF23 深澤大輝
DF2 若狭大志
DF15 ンドカ・ボニフェイス
DF6 山本理仁
MF7 森田晃樹(85分 石浦)
MF17 加藤弘堅(90+6分 平)
MF4 梶川諒太
FW19 小池純輝(67分 山下)
FW27 佐藤凌我(85分 戸島)
FW30 杉本竜士(67分 新井)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF5平智広、16福村貴幸。MF13新井瑞希、14石浦大雅。FW11山下諒也、40戸島章)
監督 堀孝史
■すったもんだの末にPK獲得
予想に反し、開始からペースを握ったのは東京ヴェルディだった。
キックオフからパスをつなぎ、失いかけたところを奪い返して前進。37秒、小池純輝のシュートまで到達する。
この場面、佐藤凌我がライン間で浮いたポジションを取り、梶川諒太からのパスを引き出して身体を翻し、小池にラストパスを届けた。
6月5日、J2第17節のファジアーノ岡山戦(1‐0○)以来、5ヵ月ぶりの先発出場となった佐藤凌は、持ち前のゴールの嗅覚、アグレッシブなディフェンスのほか、地道に蓄えたものをゲームで披露する。
タメをつくるボールキープ、相手の意表を突くフリック、密集を抜け出るテクニック。日々のトレーニングで研鑽を積んだ成果だろう。僕はそれを部分的にしか目にしていないが、豊かな試行錯誤を経てきたことがプレーの背景に浮かんだ。
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