「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】梶川諒太「あの厳しさを経験できたことが自分の力になっている」 11月21日(日) J2第40節 FC琉球戦 14:00 味の素スタジアム(21.11.19)

プロ10年目の梶川諒太がキャプテンマークを巻き、チームを牽引する。

プロ10年目の梶川諒太がキャプテンマークを巻き、チームを牽引する。

■思い出のアスレタユニフォーム

2021シーズンも残すところ3試合。21日のJ2第40節、東京ヴェルディ(12位)はFC琉球(8位)と味の素スタジアムで対戦する(14:00キックオフ)。

琉球戦は、ユニフォームサプライヤーの株式会社アスレタと10年目のシーズンを迎えたことを祝し、歴代ユニフォームのデザインをマッシュアップした『ATHLETA×VERDY 10年記念ユニフォーム』を着用してプレーする。

東京Vとアスレタの関係がスタートした2012シーズン、小池純輝は水戸ホーリーホックから加入した。

「懐かしいデザインが散りばめられ、全体でVの字になっているところがいいですね。夏に着用したサードユニに続き、フォースユニを着てプレーする機会はなかなかない。この1試合限定ですから、感謝の気持ちも込めて勝ちたいゲームです」

また、梶川諒太は2012年に関西学院大から東京Vに加入(2011年、特別指定選手として3試合に出場)。アスレタのシャツとともに、プロのキャリアを歩み始めた。

「特に思い出深いのは、やはり1年目のシーズンのユニフォーム。初スタメンでプロ初ゴールを決めた試合は鮮明に憶えています(2012年3月17日、J2第3節カターレ富山戦 4‐1○)。厳しい先輩方が多く……いやもうほんまに皆さん怖くて、新人の自分は周りに付いていくだけで必死でした。ただ、あの厳しさを経験できたことは間違いなく自分の力になっています」

現在、小池は15ゴールをマークし、チーム得点ランクトップ(リーグ3位タイ)。10年前、東京Vの中核を成した土肥洋一、土屋征夫、森勇介らに鍛えられた梶川がキャプテンマークを巻き、チームを牽引している。

「責任のある立場で、自分が少しでも軽いプレーをすると周りに伝染してしまう。わずかな緩みも出せない」と梶川。琉球戦では、今季の積み重ねはもちろん、この10年間でこつこつ蓄え、身につけてきたものを存分に見せてくれるだろう。

 

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