「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-40[H] FC琉球戦に向けて ~堀監督、山本、奈良輪~(21.11.20)

出場停止明けとなる山本理仁。準備は万端整っている。

出場停止明けとなる山本理仁。準備は万端整っている。

11月21日のJ2第40節、FC琉球戦(14:00 味の素スタジアム)に向けて、堀孝史監督、山本理仁、奈良輪雄太は次のように話した。

MF6山本理仁
――J2第38節のV・ファーレン長崎戦は、54分、2回目の警告を受けて初の退場処分となりました。アカデミー時代に経験は?
「人生初です。咄嗟に手が出てしまった軽いプレーでした。勝てる手応えのあったゲームだったのに、チームに迷惑をかけて申し訳なかったです」

――それはそれとして、最近の山本選手は攻撃の組み立てのほか、強度の高いディフェンスや身体を張るプレーでも目立っています。実感があるのでは?
「ありますね。シーズン前半の時期と比べて、とにかく身体がすごく動く。縦パスを入れたり、ボールを散らすことと同等に、守備の大事さを感じています。江尻(篤彦強化部長)さんからは『調子がいいときほど落とし穴があるから気をつけろよ』と言われていて、けがをしないように注意を払っていたんですが、まさかああいう形とは」

――守備からリズムをつくれることも?
「それはあまり感じませんが、気持ちが乗ってくるのはある。攻撃から守備に切り替わった瞬間、アタックにいけることが増えていて、この感覚でプレーを続けていきたいと思います」

――次はFC琉球戦です。
「阿部拓馬選手がめっちゃ巧くて、自分の好きなタイプの選手。前線に起点をつくらせないようにしたいです。前回の対戦、自分は体調不良でメンバー外だったんですが、7番の選手(田中恵太)のクロスが怖かった記憶があります。相手の攻撃に対し、ボランチは守備のフィルターをしっかりかけられるようにしなければ。ピッチに立つことができたら、退場した長崎戦の分もチームに貢献したいです」

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