【無料記事】【お知らせ】仕事始め（22.1.10）

昨日、東京ヴェルディは2022シーズンの開幕に向けてスタートし、僕もまた仕事始めとなりました。

なにせ身体がなまりきっているものでね。西菅団地のバス停から、機材を積んだキャリーバックを転がしてえっちらおっちらと坂を上るだけで息切れするザマ。足を踏み入れたランドは、ところどころに雪が残っていました。

始動日とあって報道陣は年イチの多さ。ペン記者が7人いて、カメラクルーが周囲を忙しく動き回ります。この時期、まずは新加入選手の顔と名前を一致させるのがファーストステップです。

「山越（康平）さんっつうのは……」

「左のほうにいて、いまボールに触った。顔の感じがちょい林陵平に似てる」

「あ、たしかに。谷口栄斗はわかる。相変わらずキリッとした顔つき。あれが西谷亮か」

「バスケス・バイロンの呼び方は、バスケス選手？バイロン選手？」

「どっちだろうね。今季は加藤がふたりになったけど、もともと弘堅の呼び名は定着しているから問題なしと」

などなど言い合いながら選手たちの動きを見つめ、新しいシーズンが始まるんだなあと実感が湧いてきます。

当面、メディア向けの練習公開は週1、2回になる模様。オミクロン株の流行により不透明な部分も残します。フルに活動するのは難しい状況ですが、できる限りチームと選手の動きをお届けしていく予定です。

では、本年もどうぞよろしくお願いします。

海江田哲朗拝

『ランド百景』2022.1.9