「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】三浦成美「シーズン後半は全部勝つ」 3月5日(土) WE第12節 AC長野パルセイロ・レディース戦 14:00 味の素フィールド西が丘(22.3.4)

中盤の底で攻守をコントロールする三浦成美。安定した試合運びに欠かせないキーマンだ。

中盤の底で攻守をコントロールする三浦成美。安定した試合運びに欠かせないキーマンだ。

■WEリーグ初年度、苦難の道

今週、およそ3ヵ月中断していたWEリーグがついに再開。5日、日テレ・東京ヴェルディベレーザはAC長野パルセイロ・レディースと対戦する(14:00 味の素フィールド西が丘)。

シーズン前半を終えて、東京NBは5位。首位のINAC神戸レオネッサとは勝点11差となっている。

第4節のジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦(3‐0○)で土光真代が、第5節のI神戸戦(0‐1●)で三浦成美が故障離脱。WEリーグ初年度、選手の移籍が活性化して多くのメンバーが入れ替わったことに加え、中心選手がアクシデントに見舞われたのも響いた。

筋肉系のトラブルから復帰した三浦は言う。

「外から見ていると、相手に引かれることが多く、アイデアの発信が詰まっている印象でしたね。後期は自分が入ることで改善し、いい方向に進めていきたいです」

リーグ再開に向けて、2月26日にはニッパツ横浜FCシーガルズと最終調整のトレーニングマッチを行った(※スコア、メンバーなどは非公表)。

「ビルドアップからどのように攻撃を組み立て前進していくか、いろいろと試しながらプレーしました。途中、うまくいかないところもありましたが、いいシーンをつくれていたので手応えはあります。シーズン後半は全部勝つ。相手がどこだろうとポゼッションで圧倒して、ゴールを獲りにいく。それはベレーザとしての責任のようなものだと思うので。これから勢いを出していくためにも長野戦は大事なゲームになります」(三浦)

一方、2月9日にはチーム最多の3得点をマークする小林里歌子が左ひざ内側半月板損傷により全治約6ヵ月と発表されている。エースを欠く厳しい状況だが、これまで苦境を何度も乗り越えてきたチームだ。東京NBの巻き返しに注目したい。

 

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