【新東京書簡】第八十七信『アルベル監督の冗談好きな件について(これは書く資格あると思う、いまや当事者だし)』後藤(22.3.17)
第八十七信 アルベル監督の冗談好きな件について(これは書く資格あると思う、いまや当事者だし)
■監督が記者にオファー?
いやあ、FC東京の試合がなくなった日の味スタは行けずすまなんだ。ちょっと都内で野暮用があって。申し訳ない。チョーさんのヘッドコーチぶりが気になるし、シーズン中に一回は行きたいと思っているので、そのときはよろしく。
で、そこから三週間ほど経って……。
内緒だけど、FC東京番の後藤勝さんが、試合後の取材でアルベルにチームスタッフとしてスカウトされていた。もちろんジョークだと思うけど、それぐらい良い質問をしたということ。記者冥利に尽きる。コロナ禍で番記者受難の時期は続いていますが、日頃からの取材が報われてよかったですね。
— 河治良幸(目覚めの時迫る) (@y_kawaji) March 15, 2022
まあ誰かさんが喋ってしまったみたいなので書くことにするけど、先日こんなことがあってね、海江田さん。監督が番記者をスカウト……と言われるとちょっと衝撃的な気もするけれど、ただこれはアルベル監督がふだんからよく冗談を言うということを知らないとなんのことやらよくわからないと思うんで、ちょっと説明したいなと。
選手によればチーム内でもなにかと冗談を言っているみたいで、要は指揮官にとっては会話の潤滑油なんでしょう。取材の場でも頻繁に冗談を言ってる。
始動日の練習後の囲みなんか、最初に「キャプテンは誰にするのか」って訊いた時点で「ちょっとワインを持ってきていただけないと先行して情報を流せないので……」と言い出して通訳の村松さんも困っていた。初対面で10分も経たないうちだったからアイスブレイクのつもりだったのかもしれないけど。
(残り 2727文字/全文: 3321文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ