「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐12[A] ヴァンフォーレ甲府戦のポイント(22.4.27)

山本理仁のゲームコントロール、攻守の要所を押さえる働きがカギを握る。

山本理仁のゲームコントロール、攻守のポイントを押さえる働きがカギを握る。

J2第12節、3位の東京ヴェルディ(勝点19/5勝4分2敗 得失点+6)は、10位のヴァンフォーレ甲府(勝点15/4勝3分4敗 得失点-2)と19時半からJIT リサイクルインク スタジアムで対戦する。3連勝と好調の甲府から、どうやって勝点をもぎ取るか。

■ピッチに残されるのは信頼の証

今季、山本理仁は先発で起用された9試合すべてフル出場。中盤から前のポジションで途中交代の対象とならなかった唯一の選手で、最後までピッチに残されるのは信頼の証と言ってよい。

特筆すべきは、体力的に厳しいゲーム終盤でもプレー強度が落ちない点だ。パスを供給する役割だけではなく、引き出すためにランニングを仕掛け、守備でも身体を張る。終了のホイッスルが鳴るまで、タフに戦い続けられるようになった。

山本は言う。

「最近は暑さもあって、きついはきついですけれど、勝つためには走らなければいけないので。これまで勝った試合だって、ラクに勝点3を取れたゲームはひとつもなかった」

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