「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2-21[H] いわてグルージャ盛岡戦のポイント(22.6.12)

いかに得点のチャンスを増やし、失点のリスクを小さくできるか。加藤弘堅の攻守をコントロールする技量に注目だ。

いかに得点のチャンスを増やし、失点のリスクを小さくできるか。加藤弘堅の攻守をコントロールする技量に注目だ。

J2第21節、15位の東京ヴェルディ(勝点25/6勝7分7敗 得失点0)は、21位のいわてグルージャ盛岡(勝点17/5勝2分12敗 得失点-21)と18時から味の素スタジアムで対戦する。シーズンの折り返し、サポーターの声が味スタに帰ってくる。昼過ぎ、僕の住む立川は嵐が吹き荒れております!

■微妙なグラデーションを見極める眼力

サッカーにおける経験値の価値、チームに及ぼす影響の大きさをつくづく思う。センターラインに平智広、加藤弘堅といったベテランが入って以降、東京ヴェルディのゲーム運び、要所の締め方は明らかに変わった。

加藤弘は言う。

「チームの現状を分析したうえで、リスク管理に重きを置いて改善に努めてきました。ヴェルディの場合、攻撃に人数をかけ、チャンスとなればさらに後ろから参加してくる。センターバックの選手が積極的にボールを持ち上がるのも特徴的なプレーです。一方、守備に転じたときは陣形が崩れていて、そこから失点につながるケースが少なくなかった。トレーニングの場でも監督の堀(孝史)さんがそのあたりに注意し、意識づけを強めていますね」

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