「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】天皇杯‐3 川崎フロンターレ戦のポイント(22.6.22)

新井瑞希のキレキレのドリブルが等々力で炸裂するか。

新井瑞希のキレキレのドリブルが等々力で炸裂するか。

天皇杯3回戦、東京ヴェルディは川崎フロンターレと19時から等々力陸上競技場で対戦する。城福新体制の2戦目、クラブの歴史を変える一戦を期待したい。

■いい準備をすれば景色が変わる

あの日、味の素スタジアムにいた2,719人のうち、一体、どれほどの人が気づいただろう。僕は完全に見過ごしていた。まったくもって不覚である。

城福新体制となった前節のレノファ山口FC戦(3‐0○)、ハーフタイムが終了し、後半のピッチに選手たちが出てくる。

「これまでは準備のできた選手からバラバラに向かっていたんですが、城福(浩)監督から『全員でまとまっていこう』と話があり、一斉にロッカールームを出ることになりました。それが勝つための準備だと」(深澤大輝)

意図について城福監督はこう話す。

「共有できる範囲で意識を変えていくことが目的。ワン・オブ・ゼム、ひとつの例です。先にピッチに出て90秒待たされた選手と、円陣を組む直前に加わる選手。メンタルの状態が同じかといえばそうではないと思うんですね。待たされた側は気が散るかもしれない。ほかにもセットプレーの際、10秒早くポジションについて周囲に目をやるだけで得られる情報量には差が出る。つまり、いい準備をすれば見えるものが変わってくる」

こうして東京ヴェルディは目立たないところ、細部から少しずつ変わっていく。チームの結束をより高めるために。勝つ確率を0.1%でも上積みするために。

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