「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【お知らせ】7月の更新予定(22.6.28)

こんばんは、ライター海江田です。先月は連戦でバタバタしているうちにうっかりしていて失礼しました。

東京ヴェルディは6月15日から城福新体制がスタート。初陣となったJ2第22節のレノファ山口FC戦は3‐0で勝利し、天皇杯3回戦で川崎フロンターレを1‐0で撃破するなど上々のすべり出しを見せました。就任3戦目となった前節のジェフユナイテッド千葉戦は1‐3で敗れましたが、急ごしらえのチームづくりの過程ではあり得る負け方です。結果はもちろん、内容を見ても期待感は膨らんできています。

「絵と戦争は離れて見るべきだ 」。これはNetflixの韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』の劇中のセリフ。僕は同じことがサッカーのチームづくりにも言えると思うんですね。まずはマクロの視点で全体像を捉え、それを踏まえたうえでミクロな視点で細部を考えていく。

振り返ると、2019シーズンの途中から始まった永井秀樹元監督のときは、育成年代からトライしていることがどのような実をつけるのか、じっくり腰を据えて取り組み、2年半の仕事から結論を導き出すべきだというのが僕の主張でした。近視眼的な動きばかりでは、結局、クラブに何も残らないと。次の2021シーズン途中からバトンを引き取った堀孝史前監督のときは、案外悪くないというムードに流されて、明確なビジョンなきままに体制を継続すべきではないという見方でした。このあたりはSBGの読者にはきちんと伝わっていると思います。

さて、今回は――。城福浩監督の話からは中長期的な視野に立って仕事をしているのが見て取れ、急場しのぎの人事ではないのは明らかです。江尻篤彦強化部長が「自分の進退も懸かっている」と話す3年計画。まだチャンスがある今季を含め、2023シーズンまでの残りを城福監督に賭けたんだと思います。契約の細かいところはわかりませんので、聞いていた話と違うぞ、やってられっかと放り出されないように手厚いバックアップで支えていきたいですね。考えようによっては、現場と強化のプロジェクトのゴール地点がはっきりしていて、大変わかりやすいと言えるでしょう。

では、7月の更新予定です。

月 【マッチレポート】

水 【練習レポート】または【トピックス】
木 【コラム】または不定期企画
金 
 【監督・選手コメント】
  J2試合開催日 【直前インフォメーション】【SBGラジオ部】
※【マッチレポート】は試合翌日の更新。平日、土曜開催も。
※予想スタメンは試合前日の更新。
※【コラム】は、【この人を見よ!】【フットボール・ブレス・ユー】【新東京書簡】のいずれか。第2、第3週は試合の日程が詰まっているためお休みです。
※新型コロナウイルス感染予防対策のため、練習公開や取材対応が変わってくる可能性あり。その他事情により、予定が変更になる場合があります。

先日、U-21日本代表の山本理仁と馬場晴也が参加したAFC U-23アジアカップウズベキスタン2022については、SBG特派員=松尾祐希(サッカーライター)の現地レポートを近日中にお届けします。

まだ6月だというのに、狂暴な暑さが連日続いています。各々コンディションに注意を払いつつ、次節のFC琉球戦から始まる5連戦を乗り切りましょう。天皇杯ラウンド16のジュビロ磐田戦も楽しみだなあ。それでは。

海江田哲朗 拝

 

『ホームタウン百景』2022.6.24

『ホームタウン百景』2022.6.24

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