「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2-26[A] 大宮アルディージャ戦のポイント(22.7.10)

新境地を開きつつある馬場晴也。攻守両面におけるアグレッシブなプレーに注目だ。

新境地を開きつつある馬場晴也。攻守両面におけるアグレッシブなプレーに注目だ。

J2第26節、9位の東京ヴェルディ(勝点35/9勝8分8敗 得失点+3)は、21位の大宮アルディージャ(勝点22/5勝7分13敗 得失点-16)と19時からNACK5スタジアム大宮で対戦する。城福体制初の3連勝をつかみ取れ。

■簡単にボールを下げるな

「相手のエリアに入ったら簡単に逃げない。ボールを下げるな、下げるな」
「バックパスが悪いわけじゃないぞ。ボールを下げたら全体が下がること。使い分けていこう」

7日のトレーニング、5対5のアンダー2タッチ。城福浩監督の指示が飛ぶ。

最初の選択肢は、常に前だ。僕はトレーニングの様子を見ながら、これを続けていくことで何がどう変わるのかを考える。

頭に浮かんだのは4つ。準備段階のポジションの取り方、ファーストタッチの置き方、顔を上げて最初に視るポイント、ボールを受ける際の身体の向きが変わる。そして、おそらくはメンタルの面も。

ミスを恐れる選手はここでは呼吸が苦しくて生きていけない。率先してリスクを引き受け、トライし続けられる選手だけがピッチに立つ資格を持つ。

(残り 1377文字/全文: 1929文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ