宇都宮徹壱ウェブマガジン

移住してわかった、タイサッカーの魅力。Text by たかちゃん( @TAKACHAN007)

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写真提供:たかちゃん(以下すべて同じ)

ブラジルW杯経由バンコク住み。昨年9月15日、勢いとノリだけでバンコクに来てからそろそろ1年。ないない尽くしの1年前からこうして異国の地で日々生きていられる不思議さを実感しています。

8月17日にセントラル・ワールドの目と鼻の先でおこったバンコク爆弾テロは衝撃で、在住者のマインドは低下気味ですが、市内はいたって平常運転であります。

さて、タイサッカー。お金があまりかからず、サイコーのヒマつぶしになるサッカー観戦。ファン目線ではどう映るのか書いてみます。

バンコクの街中のBARで放映されているのはもっぱら英プレミアリーグばかり。あまり人だかりしているところを見たことがありません。実際、スタジアムの雰囲気はどうなのでしょうか。

キーワードは「サバイ・サバーイ(気持ちイイ)」です。

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■1000円(約300バーツ)握りしめてスタジアムへ

お小遣いもって童心にかえった気分でスタジアムに向かいます。スタジアム名をググり、Googleマップとにらめっこしながら、行き方を考えます。バンコク市内のスタジアムならBTSビクトリーモニュメント駅から路線バスかロットゥ(乗り合いバン)というパターンが多いです。運賃は10~30(約100円)バーツ程度でしょうか。

帰りは、たいてい公共交通機関の足が途絶えるので、素直にタクシーを拾いましょう。チケットは80バーツ(268円)から高くても200バーツ(671円)程度。チケットは、各クラブでデザインが違うので記念になります。日本のコンビニ発券のチケットは本当に味気ないですよね。

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■お祭りの縁日を冷やかす気分
バンコク市内はどこでも屋台だらけですが、スタジアム周辺ももちろん屋台がたくさん並んでいます。串揚げ、ソーセージの量り売りがスタグル一番のオススメです。ビール片手に、チキンの串揚げをつまめば、気分は盛り上がってきます。食って飲んでも、せいぜい150バーツ(503円)前後程度で満足できます。

中でも一番驚いたのが、

スタジアムの敷地の外から柵ごしに屋台を営業していたこと(TOTスタジアム)。

柵ごしにお金と商品のやり取りをする衝撃の光景。営業許可がもらえなかったのか、それでも図太く商売を続け、誰もとがめないのが何ともタイらしい。オモロイw

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