再生・復活の季節に〜FIFAとなでしこを考える 千田善のフットボールクリップ
徹マガ読者のみなさん、ごきげんよう!
3月11日は東日本大震災・津波・原発事故から5年でした。
被災地・気仙沼出身のシンガーソングライター畠山美由紀の「わが美しき故郷よ」という曲があります。東北の長い冬・厳しい寒さの後に来る待ち遠しい春の訪れを歌い、その喜びの上に、3月11日の悲しみを歌いかさねています。よろしかったら、みなさんも聞いてみてください。
歌詞の中にこういう一節があります。
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長い冬の あの厳しい寒さを乗り越えて
やがて巡り 春が 春がくるよ
芽吹く緑と、空高く翔ける夢、私の美しい故郷よ──
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東北の人間は、小笠原満男(岩手出身)、今野泰幸(宮城出身)などのように、口下手で(しかも意地っ張りなので)、自分から助けてくれとは言えない人が多い。なので、被災地のことについて、3月11日だけでなくほかの日にも、ときどきは東北のことを思い出してください。
というわけで、今回は「冬の後には春が来る」というテーマで考えてみたいと思います。
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