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【無料記事】天皇杯1回戦の風景 今日の現場から(2016年8月28日@ピカスタ)

 8月最後の日曜日は、天皇杯1回戦を取材。カードはPikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)で開催された、カマタマーレ讃岐(J2)対FC今治(愛媛県代表)である。試合レポートは本日スポナビに掲載予定なので、ここでは写真を中心に短めで。

 まず驚いたのが、今治の選手紹介映像が作られていたことだ。讃岐と同じフォーマットだったので、主催者側が作ったのだろうか? 他の会場ではどうだったのか、ちょっと気になるところだ。

 今治の吉武博文監督(左)と岡田武史オーナー。今季からCMO(チーフ・メソッド・オフィサー)を兼任する岡田オーナーは、ジャージ姿で吉武監督のサポート役に回っている。試合中のCMOは、じっとベンチに座ったまま、戦況と指揮官のコーチングを俯瞰していた。

 この日の観客数は1572人。スタジアムの収容人数が3万人であることを考えると、いささか寂しい数字である。それでも讃岐のサポーターがこれだけ増えていたのは、地域リーグ時代を知る者としては嬉しい限りだ。

 試合は1-0で格上の讃岐が勝利。残念ながら「今治スタイル」は、J2で下位に沈むチームに対して脅威となり得なかった。その理由はどこにあったのか。スポナビのコラムをご覧いただければ幸いである。

<この稿、了>

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