宇都宮徹壱ウェブマガジン

横浜FCとハトトカと今治のJFL初勝利 徹壱の日記2017 4月10日(月)~16日(日)

4月10日(月)晴れ@東京

 6時45分起床。朝食後、請求書を起こしてから8時50分に出発。今週は10時にJFAハウスでの打ち合わせからスタートなのだが、すでに中央線に遅れが出ていた。オンタイムでない上に超ラッシュということで、荻窪駅でいったん丸の内線に乗り換え、四谷で再び中央線に復帰する策に出る。運賃が余計にかかったが、丸の内線では座って作業することができたので良しとしよう。

 打ち合わせに同席する、スポナビのSくんにDMで遅れる旨を連絡。JFAハウスには10時5分に到着する。Jリーグがある9階に行く前に、5階の旅行代理店に赴き、イラン行きのビザに必要な書類を渡す。受け取りにきた若いスタッフが「宇都宮さんですよね。覚えています?」と声をかけてきて、まじまじと顔を見る。なんと、ちょんまげ隊のボランティアに参加していた若者ではないか! この春から、こちらで働いているとのこと。ちょんまげ隊は着々と、サッカー界に人材を送り出しているようだ。

 10時10分、Jリーグ広報のYさんとの打ち合わせに合流。もろもろの懸案事項がクリアになり、少し安堵することができた。11時30分からJリーグの育成に関するプロジェクトについての会見に出席。内容はすでに知っていることがほとんどだったが、気になったのが冒頭で原博実副理事が「これから将来構想委員会に出席して、シーズン移行や地域CLをどうするかを話し合うのですが」と語っていたこと。どうやらドラスティックな改革が水面下で進んでいるようだ。

 12時40分にJFAハウスを出て、近所でSくんと昼食。御茶ノ水駅に戻る途中、最近水泳の取材をしているSくんから「400メートル個人メドレーのことを、現場では『4個メ』って言うんですよ」という面白い話を聞く。Sくんと別れてから原宿方面へ。電源が使えるカフェで2時間ほど仕事をして、17時よりCriacaoの柴村直弥選手と会う。この人には先週インタビューしたばかりだが、ご本人から「少し話し足りないと思ったので」ということで、わざわざ時間を作ってくれた。これまでさまざまな人に取材してきたが、先方から追加インタビューのリクエストをいただいたのは、これが初めてである。

 柴村選手とは明治神宮前で別れ、新宿の富久町にある寿司屋で「F企画」に関する会食。詳細は書けないが、合併に至るまでの「点と線」が確認できたという意味で非常に有意義な時間だった。そして新たな取材対象も見えてきたので、追跡調査を開始することにしたい。22時30分にお店を出て、花冷えのする中、新宿駅まで歩く。帰りの電車でtwitterを見ていると、スケートの浅田真央が現役引退を表明したことを知る。慌てて篠原美也子さんに連絡。WMにて特別寄稿をお願いすると、快く引き受けてくれた。23時40分に帰宅。午前0時就寝。

浅田真央が現役引退「フィギュアスケート選手として終える決断を致しました」

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