宇都宮徹壱ウェブマガジン

夢スタ、モリエンテス、そしてブラサカ 徹壱の日記2017 7月17日(月・祝)~7月23日(日)

7月17日(月・祝)晴れ@東京

 午前10時起床。今日は海の日でお休み。そして大事なイベントの日である。朝食後、書斎の掃除をしてから、中田徹さんとの対談原稿をブラッシュアップして入稿。さらにフットボール批評のコンフェデの原稿も入稿する。昼食に実家からもらったおこわをいただき、午後は蹴球百景の原稿を途中まで執筆。

 シャワーを浴びて身支度を整え、15時30分にカミさんと出発。吉祥寺で買い物に付き合ってから渋谷方面へ。「イベントの懇親会ではゆっくり食事ができないから」というカミさんの提案で、ラーメンを食べてからイベントの開場であるBOOK LABO TOKYOに16時15分に到着する。会場では、拙著『J2&J3フットボール漫遊記』がたくさん、並べてあった。作家にして書店員でもある中村慎太郎さんに感謝。

 やがて三々五々、今日のMCのツンさん、ゲストである漫画家の能田達規さんとスペリオ城北のスーパーバイザーである長岡茂さんも到着。もろもろ段取りを打ち合わせしてから18時30分、新著発売記念イベント「専スタを作る自治体、作れない自治体」の開演を迎えることとなる。第1部ではツンさんのオープニングトークに続き、私、能田さん、長岡さんがそれぞれの問題提起をプレゼン。ひとり10分くらいを想定していたが、予想通り50分できっちり收まってハーフタイムを迎えた。

 その後、ツンさんの九州での被災地支援報告会を経て、19時30分から第2部開始。そこにロック総統が「ええじゃないか、ええじゃないか!」と乱入する。総統のサプライズゲストは事前に聞いていたのだが、イベントの流れに乱れが生じないか、実は内心ヒヤヒヤしていた。とはいえ、さすがは総統。自分の役割をきちんと理解した上で、主張するところは主張しつつも、きちんとゲストを立てて聞き役に回る姿勢を見せてくれていた。2部開始の乱入によって、少し堅苦しかったイベントに円味(まろみ)が出たのは、嬉しい誤算であった。

 第2部も活発な議論の中で終了。その後の懇親会では、30人ほどの来場者の方々にサインをさせていただいた。版元から送ってもらった書籍は完売。ファンの皆さんとも、いろいろお話ができた。もっとも、サインが終わってさあ食事、と思ったら食べ物がまったくなかったのはいただけない。ツンさんが福岡からお土産に持ってきてくれた巨峰をつまみながらビールとサングリアをいただく。22時にイベントは終了。ここは2次会に行きたいところだが、明日は早起きしなければならないので早々に失礼する。

 吉祥寺でカミさんと遅い夕食を摂り、午前0時に帰宅。明日の取材の準備をして、午前0時20分就寝。

「部活未亡人」 妻たちの嘆き

(残り 4856文字/全文: 5966文字)

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