宇都宮徹壱ウェブマガジン

大分・宮崎取材、地域CL、そしてプレーオフ 徹壱の日記2017 11月20日(月)~26日(日)

11月20日(月)くもり@大分~宮崎~大分

 4時30分起床。まだ欧州取材の時差ボケが残っているようだ。新しい一週間は取材先の大分でスタート。朝食後、8時前にホテルを出て、昨夜予約した宮崎行きの高速バスに乗る。今日は、テゲバジャーロ宮崎の石崎信弘監督へのインタビュー。13時にクラブの事務所でアポイントを取っているのだが、宮崎まではバスで3時間半。そこから1時間に1本の列車で加納というところまで移動しないといけない。けっこうな綱渡り移動である。

 移動中、先週の日記をまとめてから、急激に睡魔に襲われたので居眠りしながら移動。途中、道が混んでいたため、宮崎駅に到着したのは11時45分だった。慌ててJR日豊線に乗り換えようとしたら、タッチの差で逃してしまう。仕方がないので駅チカの店で宮崎牛のハンバーグを昼食にいただく。食べ終わってからメールをチェックすると、何とインタビュー場所がクラブ事務所から宮崎県総合運動公園に変更とのこと。慌てて店を出て、タクシーに飛び乗る。

 幸い、アポイントの時間には間に合ったので、あらためてイシさんにご挨拶。いい雰囲気の中でインタビューを開始することができた。今回の取材目的は、Jリーグ25周年企画の「1999年」。この年から開幕したJ2リーグについて、当時大分トリニータ監督だった立場から思い出を語っていただいた。イシさんといえばJ2のさまざまなクラブで指揮を取り、多くのドラマを演出してきた指揮官でもある。その記憶力は極めて高く、取材中いくつもの名場面が蘇ってきた。おかげさまでいい原稿が書けそうだ。

 インタビュー終了後、総合運動公園から最寄りの木花駅まで歩き、待合室で執筆しながら1時間に1本の列車を待つ。16時30分に宮崎駅に戻り、1時間後の大分行きのバスに乗車。復路はひたすら原稿を書き続けた。大分到着は20時45分。隣県へのバス移動は、まさに一日仕事だった。ホテルまでの帰り道、定食屋でさくっと夕食。ホテルに戻ってから原稿を1本書き上げて、午前1時就寝。

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