『J番記者による大忘年会2017』~タグ祭り!~12/18渋谷で開催〈〆切間近〉

宇都宮徹壱ウェブマガジン

「逃げられる街」から羨ましがられる街へ フロンターレと川崎市の相思相愛に思うこと

 国内外を移動しまくっているうちに11月が終わり、師走に入ってすぐに今季のJリーグの全日程が終了した。ひとつのクラブをずっと追いかけているサポーターや番記者ならば、シーズン最後の試合はいろいろと感慨深いものがあるだろう。だが、私のようにさまざまなクラブだけでなく、J1から地域リーグまで取材している人間からすると(今年はとうとう都道府県リーグにまで手を出してしまった)、あちこち移動している間にシーズンが終わってしまった、というのが率直な印象である。

 J1、J2、J3、JFL、そして地域リーグ。できれば、なでしこリーグだってブラサカだってFリーグだって見てみたい。一方で日本代表の取材は外せないし、たまには海外のフットボールも現地取材したい。とはいえ週末は2日しかなく、私の身はひとつ。今季の日本サッカー界を俯瞰するには、もう少し時間が必要だ。とりあえず今週は、見事にJ1優勝を果たした川崎フロンターレについて、個人的な思いを記すことにしたい。

 フロンターレについては1カ月前、当WMでこんなコラムを書いた。それだけに、彼らがどのような形でシーズンを終えるのか、密かに気にはなっていた。本当はホーム最終節を取材したいという思いもあったのだが、去年から今年にかけてフロンターレがタイトルを逃す場面を何度も目にしてきたこともあり、またFC東京の石川直宏のラストゲームを写真に収めておきたいという思いもあって、等々力ではなく味スタを訪れることにした。決断に後悔はないが、あの感動的なエンディングをTVで見てしまうと、やはり思いは複雑である。

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