宇都宮徹壱ウェブマガジン

川崎優勝イベントと失望に終わったE-1 12月11日(月)~17日(日)

12月11日(月)晴れ@東京

 6時40分起床。今日から新しい1週間である。朝食後、先週の日記をまとめて、各所にメールを送りつつ、今月の締め切りや取材の予定を確認。大晦日まで気の抜けない日々を送ることになりそうだ。11時に宅急便。友人にデザインをお願いしていた年賀状が届く。毎年、きちんとした仕事をしてくれて、本当にありがたい。

 11時30分に少し買い物に出て、簡単な昼食を摂ってから、午後はワールドカップの取材カードとホテルの予約に集中する。日本戦3試合をマストとして、今回は移動距離を極力減らす方向で設定した。グループリーグ15日間の間で、移動は5回、取材できるのは8試合である。この間、ブラジルやスペインやイングランドが見られないのは少し残念だが、トーナメントまでの楽しみとしよう。

 ホテルのほうは、開幕戦から決勝戦まで何とか押さえることができた。ただし、サランスクを除いて。コロンビア戦の宿問題は依然として続くが、逆にいえば今後はサランスクの宿問題と移動のプランニングに集中すればよい。そう考えると、少し気分が楽になった。

 15時前に出発。中央線とバスを乗り継いで、味の素フィールド西が丘で行われる、日本代表の前日練習を取材する。練習開始は17時だったが、代表のバスがやや遅れて到着したので、夕景の中で照明が点灯する美しい光景を目にすることができた。ミックスゾーンで印象的だったのが、最年少で選出された初瀬亮。「この(代表メンバーの)中でも両足のキックは自分が一番だと思っているし、そこで負けてしまうと、ここに来ている意味はない」と、自分のストロングポイントをはっきり口にしているところに頼もしさを感じた。

 20時前に撤収。21時に帰宅すると先に戻っていたカミさんがきりたんぽ鍋を作ってくれた。入浴後、久々にノンアルコールで夕食。明日はカミさんが早起きなので23時に就寝。

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