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ポドルスキはどれだけ売上に貢献したのか? 関西Jクラブ、グッズ担当座談会<2/4>

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■「それでもサッカーに関わる仕事なので」

──それにしても皆さん、グッズ担当の仕事は「なりたくてなった」のでしょうか。それとも「仕方なく」だったんでしょうか? 

黒川(V) 私はなりたくてなりました。前クラブではショップのバイトから入ったんですけど、やっぱり自分で商品化したいなっていう強い思いがあって、タイミングよくその担当になれました。チケットもやらせていただいたんですけど、正直に言うとチケットは自分には合わなかったです(笑)。

──京都の吉田さんも、バイトから今のポジションをつかんだわけですけど「クラブの仕事だったらなんでもいい」という感じで、たまたまグッズだったという感じですか?

吉田(S) そうですね。ずっとサッカーをやっていたので、絶対にサッカーに携わる仕事がしたいと思っていたんです。大学の時は就活もしないで、たまたまサンガでバイトをさせてもらっていたらグッズ担当だったという。

──最初は「グッズかよ?」って思わなかったんですか?

吉田(S) 全然思わなかったです。「わあ、サンガで働ける!」って、それだけです。グッズのことは右も左もわからないし、普通の会社と違って新人研修とかもない。ですから行き当たりばったりで、周りの人たちの動きを見ながら毎日が勉強でした。それでもサッカーに関わる仕事なので毎日が楽しいですね。

──グッズ担当でも、サッカーに関わっているという実感はあります?

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