マリ戦の内容以前に気になっていること 「仮想ワールドカップ」が足りてない日本
日本代表の欧州遠征の取材も、いよいよ終盤戦に入った。当コラムでも久々に、代表について記すことにしたい。といっても、これを書いているのは締め切りの関係上、ウクライナ戦(3月27日)のキックオフ直前。それゆえ、2試合の結果を踏まえていないこと、そして時間的な制約からいつもより短めの分量となることを、あらかじめお断りしておく。
今回、ベルギーのリエージュで行われたマリ戦、そしてウクライナ戦の評価については、スポーツナビのコラムで書いたとおり。また、マリ戦後に選手側から出ていた「疑義」については、すでにさまざまなメディアでも取り上げられているので、ここで言及することは控える。今回の遠征で私が最も気になっていたのは「仮想セネガル」や「仮想ポーランド」以前に、「仮想ワールドカップ」の要素が決定的に足りなかったことだ。
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