6度目のワールドカップ取材を終えるにあたって 長旅にお付き合いいただいた御礼と今後のご報告
私にとって6度目(ADパスを取得できるようになって5度目)のワールドカップが終わった。これを書いているのは、ファイナル翌日の7月16日。昨夜は原稿の締め切りに追われて、正直なところ感慨にふける余裕などなかった。それでも一夜明けて、ユニフォーム姿のサポーターをすっかり見かけなくなったモスクワの街並みを見ていると「ああ、本当に終わってしまったんだな」という思いを新たにする。
さて、5週間にわたって毎日連載してきた『旅するカメラ18RU』も、15日分をもって無事に最終回を迎えることとなった。連載を終えるにあたっての御礼と私自身の総括、そして今後のWMについてのいくつかのご報告をさせていただくことにしたい。
まず『旅するカメラ18RU』についての総括から。個人的には「やってよかった」と思っている。これまでのルーティーンであった「日記~コラム~企画もの」という枠組みを取っ払って、5週間にわたりフォトギャラリー形式にすることは、かなりのリスクを伴う試みであった。それでもあえて断行したのは、4年前のブラジル大会の手痛い失敗が背景にあったからである。
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