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宇都宮徹壱ウェブマガジン

50周年メモリアルブックとゴール裏での社長挨拶 湘南と町田、それぞれの「クラブの歴史」に想うこと

 このところ都内で燻っている日々が続いていたが、今週から久々に移動と取材の連続だ。まずは松本でインタビューが一本、続いて新潟で日本代表の取材、さらに今治でFC今治対コバルトーレ女川の取材と続く。いろいろ振幅の激しい一週間となるが、その分フットボールから受ける刺激を体感しながら、日々アウトプットしていくことにしたい。

 さて、先週は決してアクティブというわけではなかったものの、「クラブの歴史」について考えさせられる機会が続いた。まず、湘南ベルマーレのクラブハウスを訪れた際、同クラブの設立50周年を記念したメモリアルブックをいただいた。続いてFC町田ゼルビアのホームゲームを取材した際には、サイバーエージェントの藤田晋社長のゴール裏での挨拶に立ち会うことができた。一見すると、まったく関連性のない2つの出来事。しかし「クラブの歴史」というテーマについて考察する上で、個人的に非常によい機会となったので、あらためて文章化することにしたい。

 まずは湘南から。いただいたメモリアルブックは、A4を一回り小さくしたサイズで、オールカラーの176ページという非常に贅沢な作りであった。定価は書いてないが、2500円くらいの価値はあるボリュームとクオリティだ。メインコンテンツは、クラブの歴史に関わってきたレジェンドたちへのインタビュー。チョウ・キジェ、反町康治、植木繁晴、古前田充といった歴代監督、さらには坂本紘司、高田保則、呂比須ワグナー、ホン・ミョンボといった往年の名選手たちの肉声も再現されている。巻末に中田英寿のインタビューがあるのには、ちょっと驚いてしまった(以上、敬称略)。

(残り 2346文字/全文: 3031文字)

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