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【無料公開】青山敏弘「ベストの準備をして、ベストの試合ができるように」  アジアカップ ウズベキスタン戦前日会見(2019年1月16日@アルアイン)

<登壇者>

日本代表 森保一監督&青山敏弘選手

森保 明日のウズベキスタン戦は、グループステージ1位突破を懸けた戦いになると思います。われわれは勝って1位でグループ突破することを目指して、今日のトレーニングでもいい準備ができればと思います。

青山 ベストの準備をして、ベストの試合ができるように。メンタルとフィジカル、両方をしっかり準備したいと思います。

──青山選手に質問。ここまでベンチで見ていて、日本が勝ち上がるために何が必要だと思うか。また何が足りないと考えるか。

青山 まずは、グループステージを突破するための戦い方だったのかなと。勝利のために、いつも準備をしてベストを尽くしていますが、この暑さ(の中で)個々のコンディションを上げることが一番(必要)だったかなと。その上で勝利すること、グループ突破を目標としていたと僕は認識しているので、それはだいぶ上がってきたと。ここからは、さらに上のパフォーマンスと結果を求めてやっていくだけだと思っているので。その一歩として、明日の試合があると思うので、結果を出したいと思います。

<青山選手、退席>

──グループの1位が決まる試合ということで、プレッシャーと自信についてどう考えているか。(外国人記者)

森保 プレッシャーか自信かというところで、われわれはこの大会を臨むに当たって、グループステージを1位で突破して次のステージに向かうということ。そして最終的な目標である、優勝に向かっていくということをチームとして考えて臨んでいます。なので、勝たなければというプレッシャーもあり、勝てるという自信も選手には両方とも持って(もらって)明日の試合に臨んでほしいと思います。

──1位で突破すれば、オーストラリアとの対戦を避けることになるが。(外国人記者)

森保 1位突破が、オーストラリアを避けるというわけではないと思います(苦笑)。ラウンド16に上がってくるチームは、どこも強いと思います。われわれは高く大きな目標を持っていますが、目の前の一戦に勝利するために最善の準備をして試合でベストを尽くすということを、これまでと同様にやっていきたいと思います。オーストラリアは初戦で敗戦をしましたが、やはり力のあるところを見せているチームだと思います。

──1試合目は交代枠を2つ、2試合目は1つ残しているが、監督自身が試合のオーガナイズを変えることにリスクがあるという判断があったからか。それとも、ベンチにいる選手の経験値やプレースタイルの問題なのか?

森保 すべてにおいて私の判断だと思っています。選手の力が足りなくて、交代枠を使わないという、そういう選手はここには招集していないので。試合に勝つための最善の選択ということで決断をしてきました。

──先日のオマーン戦のあと「すべての選手を使いたい」と言っていたが、総力戦やチームの一体感というものがどんな意味を持ってくるのか。またそれを生み出すために、監督からどんなアプローチをしているのか?

森保 すべての選手を使いたいという思いで、明日の試合に臨みたいと思います。グループステージの突破は決まっていますが、われわれは勝つために戦おうとも思っています。そして、これまで試合に出た選手だけでなく、サブだった選手や試合出場がなかった選手もいい準備をして、チームとして戦ってくれました。そんな中、明日は日本の総合力を見せられる試合だと思いますし、総力戦でこの大会を戦っていくという意味でも、できるだけ多くの選手に、今できる限りのプレーをしてもらえればと思っています。

 総力戦で戦う部分で、私から選手への働きかけという意味では、われわれは高い目標をもって、このアジアカップに臨んでいるということ。そして全員がチームのために、自分の立ち位置でチームのために戦っていくということ。それは常に日々のトレーニングから、試合に向けても試合の中でもやっていこうということで話はしています。それぞれ「フォア・ザ・チーム」の精神をもって、チームのコンセプトの中、特徴は個々に違いますけれど、持っているものを最大限チームに活かせるようにしていこうと。ということは、今日の練習の前にも、選手やスタッフには伝えて戦いに臨もうと思います。

──2試合の評価と3戦目に向けての改善点は?(外国人記者)

森保 まずアジアカップに臨むに当たって、国内組と海外組、コンディションのバラつきがあったところを国内キャンプ、そしてUAEに来てからも調整してきました。その中で1戦目、2戦目と選手個々のコンディションも上がってきたと思いますし、チームとしての戦うコンセプトの下、意思統一という意味でも一戦一戦よくなってきていると思います。

 まだまだ攻守すべてにおいて、高い理想をもってやっていこうということは選手には求めていますので、この2戦を通して積み上げてきたものと、さらにやっていかなければならないことを今日の練習から整理して、明日の試合でいい戦いができるようにしたいと思います。

──日本は優勝候補で、監督も優勝を目指している。ライバル国をどう見ているか。(外国人記者)

森保 われわれは優勝を目指しているということで、選手も認識してくれていると思いますし、チームとしての共通認識の下、この大会に臨んでいます。しかしながらチームとしては、ロシアのワールドカップから選手が入れ替わった部分もあり、成長しながら7戦を戦っていこうということで選手にも話していますし、チームとしてもその考えを持っています。

 一戦一戦、成長しながら結果を出すという部分で、われわれはチャレンジャーとしてこの大会に臨み、高い目標に向かっていくということをまずは考えてやらなければならないと思っています。他国(の記者)と、ここにおられる方も含めて、質問の時に「優勝争いの本命」と言われるのは光栄ですが、われわれはチャレンジャーとしてやっていかなければいけない。前回大会も含めて、今のチームづくりの中で成長していかないといけないということを、しっかり考えながら明日の試合に臨みたいと思います。

──大迫と東口がどのような状況で、復帰に向けてどのような展望を抱いているか教えてほしい。

森保 2人に関してはメディカルのほうから、この大会期間中に復帰できるということを聞いています。それが早ければ早いほど、私にとってもチームにとってもうれしい話ですし、2人には早く復帰したいという焦る気持ちはあると思いますが、まずはしっかり怪我を治してもらって、チームに合流してもらえればと思っています。いつ(復帰)というのは、そこはまた怪我の回復を見て、早ければうれしいということで考えています。

──明日の試合は何がポイントになるか。日本はどういったところを調整していくべきだと考えているか。

森保 今の2つの質問をひとつにして話すと、明日の試合はこれまでの2戦から選手を多く替えていくということで臨もうと思っています。そういった中でチームコンセプトとしては、練習もミーティングでの試合の振り返りもやっていますが、実際にピッチに立って選手同士が感覚的にお互いにフィーリングが合うかどうかが大切だと思います。

 今日の練習で、そこを合わせていくということ。そして明日のゲーム中も、スタートから100%上手くいくという考えよりも、試合中に対戦相手との状況を考えながらすり合わせていくことを選手にトライしてもらいたいと思っています。そこがチームとしての戦い方のポイントだと思いますし、明日の試合で勝利するためにも必要だと思っています。

<この稿、了>

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