宇都宮徹壱ウェブマガジン

好きだからこそカミングアウトできない? WMマスコット写真大賞の御礼に代えて

 1月5日からアジアカップの取材が始まって、早いもので18日目の朝を迎えた。ここまでの日本代表の戦いぶりは、グループステージこそ危なっかしさを覚えたものの、選手のコンディションと戦術理解度を徐々に上げながらベスト8進出を果たした。相変わらず怪我人が続出しているし、スタメンとサブの序列は微動だにしないし、それ以外の不安や不満を挙げればキリがない。それでも、ラウンド16で唯一だったサウジアラビアとの「ワールドカップ出場国対決」を制し、まずはベスト8進出を果たしたのである。もちろん修正すべき点は多々あるが、ここまでの結果についてはポジティブに評価してよいと考える次第だ。

 さて今週は、昨年末から募集を開始して、このほど締め切りとさせていただいた「WMマスコット写真大賞」について触れることにしたい。念のために説明すると、これは2月9日にLOFT9Shibuyaにて開催される『宇都宮徹壱WMプレゼンツ Jリーグマスコットを語り尽くす2019』(すでにチケットは完売。ツイッターでのタグは「#WMJMascot」)の関連企画として実施された。アイデアを出してくれたのは、今回のイベントスタッフのひとりであり当日の登壇者でもある、グッズデザイナーの大場理惠さん。「イベントに来られない地方のマスコットファンも参加できるように」という彼女のアイデアをありがたく採用させていただいた。

 問題は、どれだけの応募件数があるか、である。大場さんは「せめて70点くらいは集めたい」と意気込んでいたが、私は「50点で御の字だけど、コンペなので30点はクリアしたい」と考えていた。その後、いわてグルージャ盛岡の担当者さんからキヅールのレア写真をご提供いただいたり、各方面でRTしていただいたりした結果、最終的には62点ものご応募をいただくことができた。まずはご参加いただいた皆さんへのお礼の意味で、全作品を並べたものをここに公開することにしたい。

 なお、ここから1次審査を通過した36点を、来月初旬に当WMにて発表。さらにイベント当日に発表される大賞候補の12点を、Twitterにて順次発表していく予定である。ここでは、今回の募集を終えての発見や個人的に思ったことを記すことにしたい(まだ会員ではない方は、この機会にぜひ!)

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