【サッカー人気1位】突破条件は引き分け以上か1失点以下、「…

宇都宮徹壱ウェブマガジン

総選挙への若干の違和感と「渋谷宣言」に込めた想い 「2019Jリーグマスコットを語り尽くす!」総括

 2月9日に東京・渋谷で開催されたイベント「宇都宮徹壱WMプレゼンツ 2019Jリーグマスコットを語り尽くす!」は、おかげさまで大盛況のうちに終えることができた。昨年11月から仕込み始め、12月中に具体的な打ち合わせやアテンドを進め、今年1月はアジアカップ取材中にUAEから遠隔操作していた当イベント。当日は雪の影響も心配されたが、100人ものお客様と20人以上の関係者の皆様に集まっていただき、大いにイベントを盛り上げていただいた。この場を借りて御礼申したい。ありがとうございました。

 さて今週のコラムは、当イベントの総括に充てることにしたい(当日の模様はTwitterにて「#WMJMascot」で確認できる)。その前に、WMマスコット写真大賞3賞の発表と簡単な講評を行うことにしよう。まずは見事、大賞となった東京都のrinoさんの作品から。

 大賞については、最終選考に残った12点の中から、登壇者の5名(私の他に、井尻真理子、大場理恵、能田達規、平畠啓史の各氏)にベスト3を選んでもらい、その得票数で決定した。そんな中、rinoさんの大賞は納得の結果と言える。大胆かつ明快な構図、逆光によるドラマティックな陰影、サポーターから借りた大旗をマスコットが振るという決定的瞬間。そして何より「しかおのコアサポ化」という、昨年のマスコット界のトピックスが見事に凝縮されているという意味でも、文句なしの大賞である。

 平畠さんが選んだ「ひらちゃん賞」は、広島県のうにさんの作品。「誰にも見られていないところで頑張っているマスコットの姿が素晴らしい。ヴォルタくんのみならず、周囲の風景まできちんと入れ込んだところもいい!」とは平畠さんの評価だ。ちなみにうにさん、それまでサッカーとは無縁の生活を送っていたが「ヴォルタくんの逆立ち画像をツイッターで見てから、今まで一度も行ったことない徳島県に行き」、今では年に数回は徳島でサッカー観戦をするようになったそうだ。

 最後に、私が選んだ「徹壱賞」に輝いたのは、神奈川県のameさんの作品。「ひらちゃん賞」とは真逆で、こちらはふろん太の頭が切れるくらいクローズアップした大胆な構図である。マスコットの可愛さはやや犠牲となるが、その分お嬢さんとの親密な関係性がより明確になった。「あれもこれも」ではなく、あえて削ぎ落とすことで本質を浮き出させる構図の妙が素晴らしい。そしてもうひとつ。このお嬢さんが将来お母さんとなり、そのお子さんがふろん太と遊んでいる未来が見えてくるではないか。これぞ、マスコットによる百年構想である。

 以上が、第1回WMマスコット写真大賞の結果発表。ここからは、Jリーグアウォーズにベスト・マスコット賞を! と訴えた「2019渋谷宣言」について語ることにしたい。最初に確認しておきたいこととして、今回の「渋谷宣言」は、決して最近のアイデアではないということだ。2016年にはこんなツイートをしているし、翌17年にはこんなコラムも書いている。要するに、昨日今日の主張ではないわけだが、今年は特にその思いが強くなっている。

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