宇都宮徹壱ウェブマガジン

関西での改元、動画編集、そして町田取材 4月29日(月・祝)~5月5日(日・祝)

4月29日(月・祝)くもりのち雨@奈良〜京都

 6時40分起床。GW3日目で改元まであと2日、そして平成最後の「昭和の日」である。7時15分、滞在先の奈良ホテルの朝食を摂って、身支度を整えてから9時に出発。この日の最初の目的地は奈良国立博物館である。

 まずは「国宝の殿堂 藤田美術館展」が開催されている新館へ。開館は9時30分だったが、すでに行列ができていた。皆さんのお目当ては、世界に3つしかないという曜変天目茶碗。間近で拝むのに40分かかった。日本人はとにかく希少性に弱いことをあらためて実感。結局、常設展の仏像彫刻のほうが、個人的には強く印象に残った。

 12時、公園の鹿をながめながら、いただきものの柿の葉寿司で昼食。実はこれ、奈良名物である。美味しくいただいてから、いったんホテルに戻って荷物をピックアップ。近鉄奈良駅まで移動して、近鉄京都線で四条まで移動し、さらに烏丸から阪急京都本線に乗り換えて大宮で下車。今日のホテルの宿に到着する。

 ここからカミさんは観光へ。私はホテルにチェックインして、そのまま原稿執筆に取り掛かる。旅行中は一切仕事をしない、というスタンスを保てればカッコいいのだが、個人メディアだとそうはいかない。先週の日記をまとめ、さらにWMのコラムを途中まで執筆。昨日の奈良クラブの試合から感じたことを書く。

 カミさん、18時40分に帰着。すぐに出発して、こちらのお店で夕食をいただく。この地域は京都の中心から少し外れた住宅街だが、それでもこのような気の利いた料理屋があるのがうれしい。いかにも京都らしい料理を日本酒といただきながら、21時すぎまで豊かな時間を過ごす。

 21時半にホテルに帰着。少し休んでから執筆を再開しようと思ったが、どうにも頭がまわらない。こういう場合はさっさと眠って、早起きするに限る。22時30分就寝。

NGT48問題を無視し続ける秋元康の無責任

サッカーへの興味ゼロの僕が、奈良クラブとうJFLのチームに惚れてしまった理由。

(残り 4922文字/全文: 5749文字)

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