幻のヴァーチャルスタジアム構想から23年 Jリーグデジタルスタジアムの可能性を考える
先週の日曜日、各地のスタジアムで開催されるJリーグの試合にあえて背を向けて、大手町に出向いた。この日、ノエビアスタジアム神戸で開催されるJ1リーグ第11節、ヴィッセル神戸対鹿島アントラーズの試合を「高臨場・高精細ライブビューイングで再現する」という、Jリーグデジタルスタジアムを取材するためだ。その詳細については、こちらのリリースを参照していただくとして、重要な部分を抜き出すと以下のとおりである。
「Jリーグデジタルスタジアム」とは、スタジアムで行われている実際の試合を様々なデジタル技術を用いてスタジアムから離れた快適な屋内施設にリアルタイムに再現し、スタジアムにいるかのような感覚を体感しながらの観戦・応援はもちろん、従来のスタジアムとは異なる演出が可能な施設での開催により、各種ホスピタリティを付随したハイエンドな映像やデータを活用した観戦体験など、多様化する観戦者ニーズにこたえる各種サービスを提供可能な高臨場・高付加価値スタイルの新たな観戦体験空間です。
より具体的なイメージをお伝えするべく、当日の様子を4分9秒の動画にまとめてみた。こちらもぜひ、ご覧いただきたい。
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