【動画】「基地の街」に撒かれたサッカーの種 テゲバジャーロ宮崎、新スタ建設予定地を訪ねて
今週は5月の第5週ということで、いつもとは異なるコンテンツを提供している。先週、宮崎を取材したことは、すでにお伝えしたとおり。実は「宮崎ダービー」やホンダロック工場見学と同じくらい、私が楽しみにしていたのが新スタジアム建設現場の視察であった。現在JFL所属のテゲバジャーロ宮崎は、J3ライセンス獲得を目指すべく、球技専用スタジアムの建設をスタートさせている。
そこで今回のツアーを組んだロック総統には、工場見学の前に建設予定地である新富町に立ち寄ってもらえるようお願いしておいた。とりあえずスタジアムの立地、そして最寄り駅からのアクセスなどを確認しておきたかったのだが、現地に到着すると新富町の担当者が待機していたのには驚いた(総統自身も驚いていた)。
今回、お忙しいなか対応していただいたのは、総合政策課まちづくり推進室の室長、比江島(ひえじま)信也さん。動画は5分38秒の尺だが、これまでほとんど知られていなかった宮崎の新スタ建設に関する情報がコンパクトに語られている。「地域とスタジアム」に関心がある方には、きっと刺さる部分もあるはずだ。
動画の最後のほうで、比江島さんが言及した「防衛省の補助事業」について補足しておきたい。実は新富町には、航空自衛隊新田原基地がある。つまり「基地の街」なのだ。当然、訓練に伴う騒音があるので、自治体には補助金が下りる。今回のスタジアム建設には、そうした地域特有の背景があることも留意していただきたい。
なお今回の宮崎取材については、ディープなレポートにまとめて来月上旬に当WMにて掲載予定。今回の動画は、その予告編としてお楽しみいただければ幸いである。
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