宇都宮徹壱ウェブマガジン

鈴鹿から豊田へ、ロゴのリニューアル、そして久保建英 6月3日(月)~9日(日)

6月3日(月)晴れ@鈴鹿

 7時起床。新しい1週間は、取材先の三重県鈴鹿市から。ホテルの朝食があまりにもしょぼいので、この日は近くのコンビニでおにぎりと味噌汁を買って済ませる。先週の日記をまとめていたら、先週から待ちに待った案件がようやく解決して大いに安堵する。今日の取材の準備をして、11時に出発。

 白子駅からバスに乗り、鈴鹿アンリミテッドFCのオフィスへ。途中、昼食をと思ってGoogle Mapを頼りに歩いたら、こちらのお店を見つけることができた。何もなさそうな地方の住宅街で、ちゃんとしたお店を見つけられたときの感動を表現するのは難しい。

 フットサル場を兼ねたオフィスには13時前に到着。まずはクラブの常務取締役である吉田雅一さん、そして現役選手で唯一のランポーレ時代を知る小澤司選手にインタビューをする。鈴鹿アンリミテッドの歴史が本格的にスタートしたのは、運営会社が変わって1年後の2016年から。それ以前を知る人がクラブにいないのがネックだったが、ありがたいことに吉田さんが元選手を紹介してくれることになった。

 16時にクラブハウスを撤収。せっかくなので25分ほど歩いて鈴鹿サーキット場へ。さらにバスで白子駅に戻ってから鈴鹿の海を撮影する。鈴鹿は本当にコンパクトな街だ。ここで毎年、国際的なモータースポーツイベントが開催されることが、にわかに信じがたい。鈴鹿にJクラブができたならば、たとえ浦和レッズのサポーターが大挙して訪れてもまったく問題ないだろう。

 18時にホテルに帰着。その1時間半後、元鈴鹿の選手で今は教員を目指している榊親平さんにホテルでインタビューさせていただく。榊さんはクラブが名張にあった時代を知るバンディエラで、昨シーズンいっぱいで引退。彼の背番号5は、今のところクラブの永久欠番となっている。これで今日の取材はすべて終了。

 夕食はこちらのお店へ。地元の刺身を美味しくいただく。今回は松阪牛を食べるチャンスはなかったが、次回訪れたときのお楽しみとしよう。明日の取材の準備をしてから、23時30分就寝。

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