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宇都宮徹壱ウェブマガジン

アウエー感いっぱいだったブラジルに魅了されるまで WMフォトギャラリー<ベロオリゾンテ、サンパウロ篇>

 この日は移動日。ウルグアイ戦が行われたポルトアレグレから、サンパウロを経由してベロオリゾンテに向かう。コパ・アメリカはグループステージ3試合目に突入。グアルーリョス国際空港に到着すると、トランジット中の人々がブラジル対ペルーの試合に釘付けになっている。写真は、ちょうどブラジルが3点目を決めたところ。

 ブラジルに来て1週間が過ぎ、そろそろ日本食が恋しくなる時期である。空港にちょうど日本食レストランがあったので、寿司やラーメンでなく失敗のリスクが低い(であろう)焼きそばを注文する。出てきたのが、これ。あまり期待していなかったが、それを下回る味付けであった。サンパウロには美味い日本食屋が多いので、ここに戻ってくるまで我慢しよう。

 ベロオリゾンテの空港に到着して、まず目を引いたのは、当地の名門クラブの歴代ユニフォームが飾ってあることだ。こちらはクルゼイロEC。イタリア系移民によって1921年に創設され、ベベットやロナウドやエジムンドといった歴代セレソンを輩出。クラブ名となっている胸の南十字星が誇らしく輝く。

 こちらはクルゼイロと同じミネイロンを本拠としている、アトレティコ・ミネイロ。ミナスジェライス州では最も人気があるとされ、この4月まで元ガンバ大阪監督のレヴィー・クルピが指揮をとっていた。それにしても、空港に地元クラブのユニフォームがしっかり展示されているのは、ちょっと羨ましい。日本にこうした事例はあるだろうか。

 ベロオリゾンテを初めて訪れたのは、コンフェデレーションズカップが開催された6年前。ちょうどその頃、ブラジル各地でワールドカップ開催を反対する市民デモが展開され、ベロオリゾンテの中心街も若者が夜遅くまで騒いでいたことを思い出す。あちこちで割れた瓶や発煙筒の燃えカスが散乱して、ひどく緊張したものだ。

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