都並敏史、11年ぶりの監督復帰。その先に見据えるJへの旅路(J論)

宇都宮徹壱ウェブマガジン

夏休みの松本遠征がやたらと楽しかった件 スポーツツーリズムの理想的な形を考える


 皆さん、今年の夏休みはどのように過ごされただろうか。日記にも書いたとおり、わが家はお盆の時期に当たる先週末を上諏訪と松本で過ごした。カミさんが応援する名古屋グランパスが、8月18日に松本山雅FCとアウエー戦で戦うことが発表された時点で、すぐさまホテルを予約。16日に上諏訪で温泉に浸かり、17日に『やきとりはうす まるちゃん』にて取材と飲み会、そして18日には松本観光とJ1リーグ観戦という完璧なスケジュールが確定した。

 しかし、その後しばらく忙しくしていたら、またたく間に7月も下旬となってしまった。「そろそろチケットを買わねば」と思ったときには、すでにほとんどの席が売り切れ。何とか確保できたのが、アウエー自由席(つまり名古屋のゴール裏)だった。立ち見になるのは間違いないが(実際そうなった)、名古屋ファンのカミさんなら納得してくれるだろう、ということで2500円のチケット2枚を購入。私にとっては、久々のチケット観戦である。

「取材パスがあるのに、なぜチケットを買うのか?」と思われるかもしれない。実は私は年に1~2回、いちサッカー消費者としての目線を確保するように心がけている(参照)。そして、それもまた「取材」というのが、私の持論。とりわけ松本に関しては、山雅というクラブに強いシンパシーを感じるからこそ、「来訪者」としての定点観測を続けている。図らずも今回の松本遠征は、ひとつの集大成と言える旅となった。

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