宇都宮徹壱ウェブマガジン

帯広取材、ラグビーワールドカップ、そして久々の武蔵野 8月26日(月)~9月1日(日)

8月26日(月)晴れ@帯広

 7時30分起床。新しい1週間は、取材先の帯広から。ホテルの朝食をいただいてから、まずは先週の日記のまとめ作業。続いて6月のWMイベントの原稿化を進める。11時20分にホテルを出発。北海道十勝スカイアースの事務所に向かう。

 11時30分、クラブの統括GM補佐である中村吉克さんにインタビュー。中村さんはクラブ社長だった、故・藤川孝幸さんと長く時間を共に過ごしていたということで、生前の話をじっくりと伺う。12時45分に取材を終えて、ホテルに戻る途中で昼食。カルビ定食を注文したら肉の量が尋常でなく、申し訳ないけれど3分の1ほど残してしまった。

 ホテルに戻ってから、再びWMイベントの原稿に向き合う。ようやくブラッシュアップの段階までまとめることができたのが16時。再びホテルを出て駅前でバスに乗り、帯広競馬場に向かう。競馬は一切やらない私だが、12年ぶりにばんえい競馬を見ておきたいと思った次第。競馬場独特の空気感を愉しむことはできたが、重たいソリを苦しそうに引く馬の姿を見ていると、とても切ない気分になった。結局、2レースを見ただけで引き返す。

 18時30分、駅前のホテルにて、スカイアースの前身であるとかちフェアスカイの関係者にインタビュー。フェアスカイからスカイアースに変わる時期の話を伺う。オフレコ部分が多かったが、それでも事情はよく理解できた。ほとんど原稿には反映できないが、クラブの転換期の不明点は明らかになったのでよしとしよう。

 その後、ホテルに戻って残りの仕事を済ませてから22時に夕食に出る。昼のカルビがまだ胃袋に残っている感じだったので、魚にしようと屋台村の寿司屋に入ったら、これが最悪。寿司を頼んだ直後、先客の若い男2人が大声で下品な話題に興じていた。聞いていて気分が悪くなったので、15分で胃袋に流し込んで店を出る。非常に不愉快な夜だ。

 23時前にホテルに帰着。写真の整理をしてから、今回の取材の裏取りとして、とある方にチャットでインタビュー。いろいろと新たな情報が出てきたので、原稿化にあたっては精査を重ねる必要ありと判断。コンビニで買った焼酎で飲み直し、午前0時就寝。

“16歳の宝石”カマヴィンガに見る「育成王国」フランスの移民融合と育成力

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