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サッカーは「#にわかファン」に優しくないのか? 2002年ワールドカップと比較して思い出すこと

 先週のサッカー界でのトピックスといえば、鹿児島での全社でFCティアモ枚方が優勝したこと、そして地域CLの組み合わせが決まったことだろう(あくまで「私にとって」であるが)。そろそろ来月の予習も兼ねて地域CL展望について書こうかと思ったが、取材中のラグビーワールドカップで日本代表の冒険が終わったことで路線変更。Twitterのトレンドにも登場した「#にわかファン」について、私なりに考察してみることにしたい。その前提として「にわかとは誰のことか」を定義する必要がある。

 この件について、さっそく中村慎太郎さんが食いついている。こちらのコラムで中村さんは《「知ったつもりになっている人がにわか」なのであり、「知らない人はにわかではない」》と書いている。興味深い論考だが、とりあえず本稿では「ビギナー全般」と定義しておこう。私はサッカーに関しては、かれこれ20年以上の取材歴があるが、ラグビーに関しては今大会が初めて。ほとんどルールを知らない状態で取材現場に赴いているので、その意味では「にわか」のひとりと言って差し支えないと思う。

 開幕前、これほどの注目を集めるとは誰も予想し得なかった、今回のラグビーワールドカップ。大会が国民的な盛り上がりを見せるようになったのは、もちろん日本代表の大躍進が不可欠であったことは言うまでもない。しかし一方で「ワールドカップ」というフォーマットが、「にわか」を取り込むエントランスとして有効に機能していたことも見逃せない。もちろん他競技でも「ワールドカップ」と称される大会は存在するが、サッカーとラグビーのワールドカップは別格。これに夏季五輪を加えた3つが「世界3大スポーツイベント」と位置づけられている。

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