宇都宮徹壱ウェブマガジン

ビシュケクでの日々、キルギス戦、そして日帰りの鈴鹿取材 11月11日(月)~17日(日)

11月11日(月)くもり@東京~モスクワ

 6時15分起床。新しい1週間は、キルギス取材の出発当日。昨日まで金沢で地域CLの取材をしていたので、頭と気持ちの切り替えに務める。カミさんが用意してくれた、リンゴと紅茶をいただいて、荷物の最終チェックをしてから7時に出発。忘れ物がないか、ちょっと心配だ。

 大きなトランクを担いで、朝の中央線に乗車。幸い、さほど混雑していなかったので、周囲に迷惑をかけることなく新宿駅に到着する。8時台の成田エクスプレスに乗車。移動中は先週の日記のまとめ作業に没頭する。10時前に成田空港に到着。チェックインまで30分ほど時間があったので、朝食に天ぷらそばをいただく。

 10時20分にチェックイン。今回はアエロフロートを利用して、モスクワ経由でキルギスの首都ビシュケクに向かう。一般的なルートは、成田→ソウル→アルマトイ→ビシュケクなのだそうだが、今回は効率性を重視。モスクワ経由の場合、早朝に到着するのがネックだが、幸い現地在住の友人に迎えに来てもらえることになっていた。あらためて、普段からの人間関係の大切さを思う。

 13時20分にテイクオフ。モスクワ行きの機内は、意外と混み合っていた。久々に耳にする、ロシア語の響きが心地よい。ただしアエロフロートでは、飲み物のサービスがすこぶる悪い。食事の前に振る舞われて、それっきり。機内食にはミネラルウォーターさえ付いていない。ジャスミンティーのボトルを買っておいて正解だった。移動中はずっと、今週アップ予定の松瀬学さんのインタビュー記事にかかりっきり。5時間で完成させる。

 現地時間17時30分、モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港に到着。ここを訪れるのも、昨年のワールドカップ取材以来である。ビシュケク行きのゲートを確認してから、ラウンジで充電とメールチェックとビールの補充をする。19時55分、テイクオフ。とりあえず今日のノルマは終わったので、現地時間21時に寝落ち。

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