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宇都宮徹壱ウェブマガジン

パラ初出場でも「メダルへの道筋」が見える理由 久々の合宿取材で見たブラサカ日本代表の現在地

 タイで開催されているAFC U-23選手権で、日本代表のグループリーグ敗退が早々に決まった翌日、今年最初の撮影取材に出かけた。ただし、埼玉スタジアムでの高校選手権決勝ではなく、ブラインドサッカー(ブラサカ)日本代表の合宿である。今月は珍しく都内に留まり続けている私だが、そろそろ現場勘を取り戻したいと思ったときに目に入ったのが、ブラサカ協会からの代表合宿のリリース。今年はパラリンピックイヤーだし、合宿地も隣県の千葉ということで、久々にブラサカの現場にお邪魔することと相成った。

 それにしてもブラサカの試合はともかく、合宿の取材に訪れるのはいつ以来だろうか。記憶をたどると、実に10年前の夏にまで行き着く。ちょうどこの年、当WMの前身であるメルマガをスタートさせたばかりで、独自の取材を模索していたときに出会ったのがブラサカだった。何もわからずに八王子にあるフットサル場に赴き、目隠しをした選手たちがボールの音を頼りに走り回る姿を見て、大げさでなく度肝を抜かれた。まだまだブラサカという競技そのものが、今と比べて極めてマイナーだった時代の話である。

 その後はブラサカ関係者とも親しくなり、大会があれば観客や取材者としてお邪魔するようになったが、ある時期から少し足が遠のくようになってしまった。理由はふたつ、ブラサカの大会とA代表の取材がことごとくバッティングしたこと、そしてブラサカがメジャーになって取材者が増えたことである。そんなわけで、しばらくご無沙汰していたブラサカの現場。10年ぶりの合宿取材は、何もかもが変化していて、さまざまな驚きや発見があった。以下、私が感じた「ブラサカ日本代表の現在地」を写真多めで紹介したい。

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