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【無料動画】元外様社長が語る王国・清水での日々 左伴繁雄<2/2>

【無料動画】元外様社長が語る王国・清水での日々 左伴繁雄<1/2>

 今年1月で清水エスパルスの代表取締役を退任された、左伴繁雄さんのインタビューをお届けする。前日の1本目の動画は、おかげさまで多くの方にご覧いただき、チャンネル登録者数も大きく伸びた。今日お届けする2本目の動画は、いよいよ左伴さんの清水で果たした仕事について、さらに深堀りしていくことにしたい。

 左伴さんの清水での大きな仕事は3つ。まず、2015年に降格したチームの1年でのJ1復帰。次に、クラブの予算を30億円から45億円まで引き上げること。そして、クラブのリブランディングを目的とした、エンブレムの変更(参照)。このうち予算の引き上げは志半ばで達成できなかったが(それでもあと一歩だった)、残りの2つのミッションは見事に達成させている。

 興味深かったのは、いずれのミッションも湘南ベルマーレや横浜F・マリノス時代の経験が生かされていたこと。とりわけ「サッカー王国」としてのプライドが高い清水において、あえてエンブレムを変更するというのは、相応の覚悟を伴うプロジェクトだったはずだ。これについては、日産のカルロス・ゴーンCOO(当時)が断行した「日産リバイバルプラン」の影響が色濃く反映されていたことが、今回のインタビューで明らかになった。

 なお、今週お届けした2本の動画は、左伴さんの「就活」の一助となることも目的としている。これらをご覧になって興味を抱いたJクラブ関係者がいらしたら、ぜひご本人にコンタクトを取っていただきたい(もちろん私のほうからつなぐことも可能だ)。最後に、YouTubeチャンネルへの登録がまだお済みでない方は、ぜひこの機会にお願いしたい。また、当WMの会員登録をご検討の方はこちらから。(収録日:2020年2月10日@東京)

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