宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」7月前半戦!(編集部・森衿子)

 やっとようやくこの日が来ました。6月27日、ついにJ2が再開し、J3が開幕。7月4日には、いよいよJ1が再開されます。初めてのリモートマッチで、誰もが多かれ少なかれの不安を抱えての試合当日でしたが、大きな混乱もなく「サッカーのある週末」が再来したことに喜びと安堵を覚えました。

 この中断期間中に「何を目指して」「どんな準備をしていたのか」が問われる、ウィズ・コロナ時代のサッカー界。WMの7月前半戦は、そんな問いへの「返答」ともなるコンテンツを発信いたします。

 まず7月第1週は徹ルポとして、鹿島アントラーズの小泉文明社長にフォーカスします。ふるさと納税を使った1億円のクラウドファンディング、そして最近ではJリーグ初となるTikTokとのパートナーシップ契約を結んだ鹿島。常に新しいことにチャンレンジするクラブにおいて、トップである小泉社長は中断期間に何を考え、どんな役割を果たしてきたのか。ご本人のインタビューをベースに深堀りしていきます。

 そして7月第2週は、皆さんお馴染み、ちょんまげ隊長ツンさんが登場。今回のコロナ禍では、移動が厳しく制限されたため「動いてなんぼ」の活動ができなかったツンさん。そこで考えたのが、サッカーマンガと障碍者サッカーがクロスオーバーする企画でした。近々リリースされるプロジェクトの狙いと経緯について、ツンさんが熱く語っています。こちらは久々のリアル取材ですので、どうぞお楽しみ!

 先日、政府による都道府県をまたいだ移動の自粛要請が解除されたことを受けて、宇都宮も久々に地方取材を再開します。リモートマッチの時期にもあえて現地に向かう理由はなにか? いずれ明らかになることでしょう。また、Zoomを利用した取材のみならず、リアルでの取材予定もどんどん入ってきました。こちらもお楽しみに!

 Jリーグが始まっても、新型コロナウイルスの感染リスクは常につきまといます。集合写真も選手間の距離をとった「フィジカル・ディスタンス」を心がけ、ドリンクは背番号が書かれたマイボトル。スタッフはマスクと手袋を着用し、握手やハイタッチの代わりに肘タッチ。日常生活でもサッカーでも「ニュー・ノーマル」は地続きです。読者の皆様もフルに適応力を発揮し、毎日を健やかにお過ごしください。それでは今月もWMをどうぞよろしくお願いいたします。

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