宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」9月前半戦!(編集部・森衿子)

 処暑も過ぎましたが、暑さが和らぐこともなく、連日猛暑が続きます。この時期に夏の疲れが出てくることも多いのですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。マスク疲れや生活の変化で、知らず知らずのうちに疲労も蓄積されていますよね。リラックスする時間を上手に作りながら、この「長い戦い」を乗り切りましょう。日々のリラックス・タイムにWMがお役に立てれば嬉しい限りです。

 報道にもあったように、Jリーグは9月末まで現状通り5000人を上限に観客を入れて公式戦を開催することを決定しました。アウェー席設置とアルコールの提供はまだ認められませんが、サポーターの手拍子は9月7日以降に解禁と、少しずつ前へ進んでいます。スポーツだけでなく音楽や演劇といった興行は、「不要不急」の扱いを受けながらも、皆の努力と協力で少しずつ開催できるようになってきました。今後も一進一退が続くことになるでしょうが、私たちの生活に不可欠なフットボールをこれからも大切に育んでいきたいと、より強く感じるコロナ禍の毎日です。

 さて、WM9月前半戦の予定です。9月第1週は「月イチのお楽しみ」となりつつある徹ルポ。今回は関東リーグ1部所属のクリアソン新宿にフォーカスします。このコロナ禍で、東京都庁と歌舞伎町で全国から注目されるようになった新宿。国籍やジェンダーなどの多様性に満ちている一方で、練習場の確保にも苦労を強いられる新宿をホームタウンとしている理由は何か。これまで「常識」と思われたことを超越しようとする、クリアソンの「新しいJの目指し方」について、宇都宮が深堀りレポートしていきます。

 そして9月第2週の舞台は大阪。JFL所属のFC大阪を取り上げます。今年2月、FC大阪は「Jリーグ百年構想クラブ」に承認されました。さらに6月には「ラグビーの聖地」として知られる花園ラグビー場の指定管理者に決定。第2グラウンドを改修し、J3基準を満たす5000席以上の観客席を確保する計画も発表されました。今年に入ってから矢継ぎ早に驚きのニュースを連発するFC大阪は、どのようなプロセスを経て今があり、どのような戦略で「大阪第3のJクラブ」を目指すのか。クラブ代表の疋田晴巳さんにお話を伺います。

 9月といえば天皇杯もやっと開幕を迎えます。それに合わせ、宇都宮も地方取材を再開する予定です。4月にはこんなコラムを残している宇都宮ですが、第100回記念大会はどんなドラマが待っているのでしょうか。取材の成果は追ってWMでもお届けいたしますので、お楽しみに!

 また、新著の準備も着々と進んでいます。先日、デザイナーと打ち合わせし、タイトルもほぼ決定しました。こちらも楽しみにお待ちくださいね! それでは9月前半のWMもどうぞよろしくお願いいたします。

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