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二川孝広「監督からは気遣いみたいものが感じられますね」 特集! 2度目の地域CLに挑むFC TIAMO枚方<1/2>

 本題に入る前に、お知らせから。新著『フットボール風土記』第3回の著者サイン入り書籍(50冊)の予約販売を実施することが決まりました。『徹壱堂』での予約販売開始は、11月7日の午前8時から。今回も4時間ほどで売り切れる可能性が高いので、ご希望の方は早めのご注文をお勧めします。

 さて、新著でも取り上げている地域CLが、今年も開催される。1次ラウンドは11月8日から10日まで。そして決勝ラウンドは19日から23日まで。JFL昇格を懸けて、9地域のチャンピオンと補充枠で出場権を得た3チーム、合計12チームが熱戦を繰り広げる。そんな中、今週は関西リーグを制した、FC TIAMO枚方にフォーカス。10番を担う二川孝広選手と小川佳純監督のインタビューをお届けする。

 まずはガンバ大阪ファン必見、二川選手のインタビューから。実はこの人、ガンバ時代から「インタビュアー泣かせ」と呼ばれるくらい、寡黙なキャラクターで知られている。そんな二川選手も、今年で40歳。プレーヤーとしての円熟味に加えて、枚方では育成年代の指導をしているというので「少しはしゃべれるようになったかな?」と期待しながらの取材となった。果たして、その結果やいかに?(取材日:2020年10月30日@四條畷市)

<1/2>目次

*枚方を選んだのは「指導者の勉強ができるから」

*「自分はチームを引っ張るタイプではないんで」

*今はS級よりも「まずは育成のほうで頑張りたい」

枚方を選んだのは「指導者の勉強ができるから」

──まずは延長戦の末にアルテリーヴォ和歌山に敗れてしまった、昨日の天皇杯3回戦から振り返っていただきたいと思います。二川さんの出番は、延長後半の頭からでした。22の同点という状況の中、流れを引き戻すことを期待されての起用だったと思います。また今季のリーグ戦で二川さんは、和歌山に見事な直接FKを決めています。ご自身としては、それなりに良いイメージを持ちながらピッチに入ったのでしょうか?

二川 どうでしょうね。確かに和歌山には(リーグ戦では)50で勝っていますけど、点差ほどレベルの差があったわけではなかったです。(天皇杯の敗因は)決められる時に決められなかったのが一番ですよね。決して油断があったとは思わないですけど、2点リードした時に、どこかで気の緩みはあったかもしれない。あと、向こうのほうが明らかに、勢いはありましたよね。

──結局、和歌山に逆転負け。試合後、ものすごく悔しそうな顔をしていましたね。

二川 そりゃ、悔しいですよ。自分が入った時には同点で、勝ちに行くために起用されたのに負けてしまったわけですから。やっぱり……悔しかったですね。

──残念ながら、枚方にとっての天皇杯は3回戦で終了となってしまいました。とはいえすぐに、地域CLという重要な大会が待っています。今回の敗戦が、地域CLに向けて何らかの教訓を残すとしたら、何でしょうか?

二川 90分間を通して集中していないと、いけないということですよね。一瞬の気の緩みで、ああいった形で逆転されることだって、あり得るわけですから。地域CLは連戦になりますが、そこは気をつけていかないと。その意味では、いい教訓になりました。

──今の話、二川さんが言うと、ものすごく重みが感じられると思うんです。試合のあと、チームメイトにそういった言葉をかけたのでしょうか?

二川 いえ、特に話はしてないですね(苦笑)。

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